あしながブログ
がんとはなにか
人間の身体の細胞の総数はおよそ60兆個に及び、それらの細胞は常に様々な傷を受け修復するということを繰り返しています。ところが、細胞に何らかの異常が起こり、細胞が増殖を繰り返し、止まらなくなってしまうことがあります。そうして何年もかけてできた異常な細胞のかたまりの内、生命を脅かすものががんです。これは悪性腫瘍あるいは悪性新生物とも呼ばれます。がんは近くの組織に侵入し、一部が血管やリンパ管を通って離れた臓器に転移し、そこでも増殖します。そのため、臓器に侵食した場合は、臓器不全となり、特定のがんとなります。それゆえ、すべての臓器、組織にがんが発生する可能性があります。 がんは、白血病、悪性リン... 続きを読む >>
高齢でも医療保険は必要か
高齢になると公的医療制度が充実することもあり、民間の医療保険に入る必要があるのかどうかは、検討する必要があります。 以下のデータは、性別・年齢別に分類した受領率のデータで、70歳以上の高齢者の受領率が高いことが見受けられます。そのため、医療費も大きな負担となり、定期的な収入が難しいことからも備えとしての対策が必要であります。 また、高齢者の公的保険による医療費負担は、以下のように、高齢者医療制度により、75歳以上では1割負担となるため、公的医療制度でも、医療費は大きく軽減されています。 年齢 一般・低所得者 現役並み所得者 義務教育就学前 2割負担 ... 続きを読む >>
先進医療特約とは
先進医療とは、厚生労働省が定めた、特定の大学病院などで研究・開発された難病などの新しい治療や手術のことで、先進医療を受ける際の診察料、検査料、投薬料、入院料などは公的医療保険が適用されますが、先進医療の技術料は公的医療保険の対象外で、全額自己負担です。 平成30年12月1日時点で91種類※となっており、先進医療を受診できる医療機関は厚生労働省が定めています。その厚生労働大臣が認める医療技術・適応症、および実施する医療機関は随時見直されます。 医療保険における先進医療特約は、先進医療の全額自己負担部分をカバーするためのもので、所定の限度額の範囲内で技術料に応じた実費相当額の先進医療給... 続きを読む >>
医療保険の特約とは
医療保険の特約は、通常の保障である主契約に加えて、オプションとして、入院やケガ以外の保障をする契約のことです。主契約に加えて付加できるため、特約のみの契約はできず、また途中で解約することができ、商品によっては付加することも可能です。必要に応じて保障を選択することができます。特約については一般的なもので以下のようなものが挙げられます。 通院特約 医療保険では、通常の主契約において通院は保障の対象外です。しかし、最近は病気になった時の入院日数は減少し、逆に通院治療が増えてきています。そして、通院治療でも給付が必要なら通院特約を選ぶ必要があります。通院特約は、通院一回当たりで保障が支給されるもの... 続きを読む >>
長期入院に備えるには?
「入院費用や入院日数でどれくらい?」にあるように、入院日数は短くなっているとはいえ、疾患によっては半年から1年以上入院を余儀なくされるケースもあります。そうしたときでは、公的医療制度ではカバーできず、また民間の医療保険でもカバーできないケースもでてきます。そうしたリスクを想定した場合に、どのような方法で、長期の入院に備えられるか、以下の方法が考えられます。 1、入院日額を上げる なるべく限度日数の長い保険に入ることが一番望ましいですが、120日以上の限度日数を保障している保険商品は限られてきます。安心できる長期間の日数保障が見つからない場合には、給付金の日額を上げることもひとつの手段になり... 続きを読む >>
入院費用と入院日数でどれくらいかかるの
医療保険では入院給付金の給付条件が日額3,000円から15,000円と選択肢に幅があり、また保障の対象となる入院日数も同様です。 「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査(速報版)」によると 世帯主の疾病入院給付金日額(全生保)の平均は、9.9千円(前回9.6千円)と前回に比べ0.3千 円増加しており、また、妻の疾病入院給付金日額(全生保)の平均は、8.4千円(前回8.3千円)となっています。 入院の日数は短期化になっている一方で、差額ベッド代の上昇などもあり、1日あたりの入院に必要な費用は年々増加傾向にあることがうかがえます。... 続きを読む >>
医療保険を選ぶポイント
〇保障期間 終身型と定期型を選ぶのと同様に、老後の保障は老後になって検討しても不利な加入条件となります。平均寿命の増加、公的医療制度の将来性などを考慮し、老後の保障をどうするかを考えることが必要です。 〇保障される病気・ケガの種類は 医療保険は病気やケガを保障対象としています。そのため、保険商品や保険会社によっては、病気、ケガの種類によって保障金額や対象が異なることもあります。現在の健康状態や職業上などのリスクを考慮したうえで、どのような保障がされるのかを把握する必要があります。 〇入院給付金はいくらか 入院費用や入院日数は減少傾向にありますが、その一方で自己負担額は増加傾向にありま... 続きを読む >>
医療保険は必要か
入院やケガをした際にかかった費用が高額だった場合、公的医療制度である「高額療養費制度」や「傷病手当金」によって個人の支払いを一定金額におさえることができます。 民間の医療保険は、この公的医療制度の不足分をカバーするためのものです。 万が一、公的医療制度でまかないきれない出費や収入減となると、貯蓄を取り崩す状況になるため、マネープランが崩れる可能性があります。そんな不安を緩和、解消することが民間の医療保険に入る目的となります。 一定金額の保険料の支払いが長期的に確定していれば、いざというときの支出があったとしても民間の医療保険でカバーするする... 続きを読む >>
医療保険の種類はなに
医療保険にはまず大きく二種類あり、「終身保険」と「定期保険」があります。 保険料の払い込み期間や払い込み金額が異なり、どちらが有利かという基準はありません。 終身保険 終身保険は期間の定めがなく一生涯保障が続く保険です。解約しない限り、同じ保障内容が老後も含め一生涯続きます。途中で保険の更新や見直しの必要はありません。年齢が若いほど契約時の保険料は安くなります。そのため、途中で解約し、再度契約をすると払い込み保険料で損がでる可能性があります。更新がないため保険料は一定です。 終身保険の保険料の支払い方法は二種類あります。 終身払い 保険期間と保険料払込期間が同じ。保障が終わ... 続きを読む >>
がんの治療法について
がんの告知を受けた方に示される治療方法は、基本的に「手術療法」「化学(薬物)療法」「放射線療法」の3種類があり、これを三大療法と呼んでいます。各治療法については以下のとおりです。 〇手術療法 がんの病巣を切除する療法で、早期のがんや、ある程度進行しているがんでも、切除可能な状態であれば、手術療法が積極的に行われます。微小転移がなければ完治の可能性が高いことがメリットですが、切開をするため、創部の回復に時間がかかり、手術痕が残ってしまうこと、切除した部位によっては臓器や体の機能が失われることもあります。 しかし、最近の医療技術では、切除する範囲をできるだけ最小限にとどめる方法(縮小手術... 続きを読む >>